アーセナルMFエミール・スミス=ロウが、チームの好調の秘訣を語っている。
7日に行われたプレミアリーグ第11節で、ワトフォードと対戦したアーセナル。VARによるゴール取り消しやピエール=エメリク・オーバメヤンのPK失敗など苦戦も強いられたが、56分にこぼれ球に反応したスミス=ロウがシュートを突き刺してリードを奪うと、これを守りきって1-0で勝利を収めた。
これで直近8試合負けなし(6勝2分け)とし、5位まで浮上したアーセナル。スミス=ロウは、アーセナル21歳以下の選手としては4人目となるプレミアリーグ3試合連続ゴールを記録するなど、好調のチームを牽引している。
試合後、『スカイスポーツ』のインタビューで「僕らにとって難しい試合だったね。ワトフォードは力強いチームだったよ。でも、3ポイントを取れて良かった」とし、以下のように続けた。
「(ゴールは)嬉しいよ。練習でやってきたことだ。それをホームで、ファンの前で決められるのはもっと良いよね。僕らは本当にハードワークを続けてきたし、今日の3ポイントは重要だ。僕らは常にお互いを信頼し合えていると思う。チームとして一丸になることが大切なんだ。今のチームは、そんな家族のような感じだね」
近年目覚ましい成長を見せるスミス=ロウには、イングランド代表招集への期待が高まっている。しかし11月のメンバーからは外れており、話題となった。本人は「ひたむきに努力を続けることが大切。どんなチームに呼ばれても嬉しいよ」と明言を避けている。
なおミケル・アルテタ監督は、スミス=ロウの代表招集について「ガレス(サウスゲイト監督)はエミールのことをよく知っており、彼のためのプランを用意してくれていると思う。フットボールでは忍耐強く、一歩ずつ進んでいくことが重要なんだ。一歩踏み出したら、それを強くし、次の行動を起こす前にそれが確実で安全な一歩かどうかを確認する必要がある」と語っている。




