.9日のラ・リーガ第27節、アトレティコ・マドリーは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦を1-2で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームとして良いプレーが見せられなかったと振り返った。
70分にFWアレクサンデル・スルロットのPKで先制したアトレティコ。だが87分、途中出場のFWアンヘル・コレアがDFジェネ・ダコナムに対して足裏でタックルを仕掛けて退場に。数的不利に陥ると、 それから5分間でMFマウロ・アランバリに2点を決められて逆転を許してしまった。
試合後会見に出席したシメオネ監督は、土壇場での逆転負けはもとより、自分たちのパフォーマンスが勝利に値するものではなかったとの見解を示している。
「選手たちは満足していない。チームは決して良い試合をしたわけではなかったからだ。私たちが求めたパフォーマンスを見せられなかった」
「最後の15分間について? PKで私たちがリードを得たが、その後にアンヘルが退場となった。退場でもそうでなくてもよかっただろう。ジェネはとてもうまく倒れ、審判はコレアの退場を決定した。それからは彼らが方が優位となり、私たちは1-0というスコアをうまく扱うことができなかった」
「とにかく今後のことを考えなければいけない。私たちがすべきはプレーを改善することにほかならない」
アンヘル・コレアは退場後、審判に「腰抜け」「クソ野郎」「下衆が」と言い放ったことで、4〜12試合の出場停止処分を科される可能性がある。シメオネ監督はこの試合後会見の時点で、暴言について関知していたかは不明だが、それでもこれまでスーパーサブとしてチームを支え続けてきた同選手に対し、絶対的な愛情を抱えていることを強調した。
「私たちは彼のことを本当に愛している。一回の退場で彼に対して抱える愛情が変わるわけないさ」




