machino(C)Getty Images

町野修斗、4年契約でボルシアMG移籍が正式決定!「どうしてもボルシアに移籍したかった」。推定移籍金は最大で約17億円に

DF板倉滉やFW福田師王が所属するボルシア・メンヒェングラットバッハは26日、ホルシュタイン・キールからFW町野修斗を獲得したことを発表した。契約は2029年までとなっている。

現在25歳の日本代表FW町野は、キールがクラブ史上初めてブンデスリーガ1部を戦った昨季、リーグ戦で11ゴールを挙げるなど大活躍。ボルシアMGをはじめ、ブンデスリーガ複数クラブやプレミアリーグのクラブからも関心が報じられていたなか、クラブのオラフ・レッベSD(スポーツディレクター)は町野の移籍金を1000万ユーロ(約17億2000万円)に設定していると明かしており、一時は移籍報道が沈静化していた。

しかし、ボルシアMGはここにきてキールと合意に達した。25日にメディカルチェックを通過したとされる町野は、新天地の公式ウェブサイトを通じて、「どうしてもボルシアに移籍したかったので、実現して本当に嬉しいです。今は一刻も早くチームの力になれるよう、全力を尽くしたいと思っています」と移籍への喜びを語った。

また、強化担当のローランド・ヴィルクス取締役は「シュウトは複数のポジションで起用できる柔軟性のあるストライカーで、我々の攻撃に多くの選択肢を与えてくれる。彼は昨シーズン、ブンデスリーガで二桁得点が可能であることを証明した。だからこそ、彼がボルシアを選んでくれたことを非常に嬉しく思う」と期待を込めてコメントしている。

なお、ドイツ紙『ビルト』によれば、移籍金は基本675万ユーロ(約11億6000万円)+ボーナス325万ユーロ(約5億6000万円)で取引が成立。これによりキールは、クラブ史上最高額での売却に成功したことになる。

広告