NECの塩貝健人のザルツブルク移籍は破談となったことが発表された。
昨夏に特別指定選手としてプレーしていた横浜F・マリノスからオランダのNECに加入した塩貝。3月に20歳になったばかりの同選手は、小川航基や佐野航大を擁するチームで短い出場時間ではあるものの、コンスタントにピッチに立って公式戦28試合に出場し、2月に移籍後初ゴールをマークするなど公式戦5ゴールを記録した。
そんな塩貝だが、450万ユーロ(約7億3700万円)でザルツブルクへ移籍することが伝えられていた。発表は秒読みとみられていたものの、NECは双方の合意により、移籍はキャンセルされたと発表した。
発表によると、メディカルチェックによって負傷が判明した模様。クラブワールドカップのスカッドに組み入れようと考えていたため、移籍を承認しなかったと明らかにしている。
NECは「相互信頼と移転の良好な基盤の重要性を考慮し、両当事者はその後共同で、現時点では移転を進めないことを決定しました。NEC とレッドブル・ザルツブルクは、このプロセスにおけるオープンかつ建設的なコラボレーションを振り返り、そのプロフェッショナルなやり方に感謝の意を表します」と声明で述べている。






