セビージャは、フレン・ロペテギ監督の解任を発表した。
2019年にセビージャの新指揮官に就任したロペテギ監督。1年目からヨーロッパリーグ制覇を成し遂げ、昨シーズンは一時優勝争いに導いた同指揮官だが、4年目となった今シーズン、チームは開幕から低迷。ラ・リーガ7試合を終えて1勝のみと、降格圏と勝ち点1差の16位に沈むなど大不振に陥っている。
そして、5日にホームで行われたチャンピオンズリーグのドルトムント戦で1-4の完敗を喫した直後、セビージャはロペテギ監督の解任を発表した。
ロペテギ監督は、この試合後にクラブのメディアに対して「私がセビージャのコーチではなくなったことを伝えられた。クラブはスペクタクルで歴史的な3年間を送ったが、今年はスタートが上手くいかなかった」と話し、思いを続けた。
「私が望んでいなくとも、彼らは私が受け入れなければならない決断を下した。このクラブに迎え入れ、助けてくれた全員に感謝を示さなければいけない。今は複雑な感情だが、何よりも一番に感謝したいし、ネガティブな言葉は考えたくはない」
なお、セビージャから解任されたロペテギ監督にはウォルヴァーハンプトンが興味を持つ模様。イギリス『スカイスポーツ』によると、先日にブルーノ・ラージ監督を解任したウルヴスは、スペイン人指揮官を最有力候補として見ているようだが、急いで招聘に動くことはないと予想されている。そのため、週末のチェルシー戦はスティーヴ・デイヴィス氏とジェームズ・コリンズ氏がチームを指揮することになる。


