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G・ジェズスが1G1Aと躍動!冨安健洋フル出場のアーセナルが敵地でセビージャに競り勝つ

現地時間24日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ第3節が行われ、グループBでは冨安健洋の所属するアーセナルが敵地サンチェス・ピスファンでセビージャと対戦した。

前節、RCランス相手に今季公式戦唯一となる黒星を喫したアーセナル。RCランスとの試合では右サイドバックとして先発していた冨安は、このセビージャ戦では左サイドバックとして先発し、立ち上がりから積極的に攻め上がる。

6分、エリア内左でボールを受けた冨安が迷わず右足を振り抜くも、低く抑えたシュートはゴール左へと外れた。さらに8分には、ジェズスのパスからマルティネッリが抜け出すも、GKニーヤンとの1対1を決めきることができない。

一方、グループステージ2試合を終えていまだ勝利のないセビージャは、ショートカウンターからアーセナルゴールに迫るものの、決定機は作れず。右サイドのナバス、ルケバキオに対しては対峙する冨安が粘り強いディフェンスで対応し、自由にさせない。

互いに無得点でハーフタイムを迎えるかと思われた前半終了間際、カウンターから前線でボールを受けたジェズスが巧みなターンでDF2人を振り切り、追い越す動きを見せたマルティネッリにスルーパス。完全に抜け出したマルティネッリが今度はGKニーヤンをかわして無人のゴールに流し込み、アーセナルが先制して試合を折り返した。

後半もアーセナルペースで試合が進み、53分にはペナルティーエリア左でライスからのパスを受けたジェズスがドリブルでエリア内に侵入。カットインして右足を振り抜くと、これがゴール右へと決まり、ジェズスのCL3試合連続ゴールでアーセナルが2-0とリードを広げた。

2点ビハインドとなったセビージャは57分、ルケバキオとソウを下げてラメラとマリアーノ・ディアスを投入。するとその直後、ラキティッチの右CKをニアサイドのグデリが頭で合わせ、セビージャが1点を返す。

1点差に詰め寄られたアーセナルは、73分にウーデゴールを下げてハヴェルツを投入。81分にはジェズスとサカに代えてトロサールとエンケティアを投入し、逃げ切りよりもダメ押しゴールを目指す。

終盤はセビージャが圧力をかけてアーセナルゴールへと迫ったものの、アディショナルタイムの6分間を含めて最後まで集中した守備で同点ゴールを許さなかったアーセナルが2-1で競り勝ち、敵地で勝ち点3を手にした。

■試合結果

セビージャ 1-2 アーセナル

■得点者

セビージャ:グデリ(58分)

アーセナル:マルティネッリ(45+4分)、ジェズス(53分)

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