20221220_Stadio_San_Paolo_Napoli(C)Getty images

セリエA、半自動オフサイドテクノロジーを来年1月27日から導入…伊サッカー連盟が発表

イタリアサッカー連盟(FIGC)は19日、半自動オフサイドテクノロジー(SAOT)を来年1月27日から導入することを公式サイトを通じて発表した。

FIGCはイタリア審判員協会(AIA)との協議を経て、カタール・ワールドカップ(W杯)で採用された半自動オフサイドテクノロジーの導入を19日に行われた総会において承認。レガ・セリエAの国際放送センター(IBC)でテストを実施した上で、今シーズンのセリエA後半戦が始まる来年1月27日の第20節から採用することを発表した。

FIGCのガブリエレ・グラヴィーナ会長も記者会見の席において、「W杯でも採用された新たなテクノロジーをセリエA後半戦の初戦からスタートすることになる」と明言しており、新システムは1月27日のボローニャ対スペツィア戦を皮切りに、29日のナポリ対ローマのビッグマッチにおいてもお目見えすることになる。

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半自動オフサイドテクノロジーは、すでにチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージなどでも採用されており、15日にはレガ・セリエAのロレンツォ・カジーニ会長が導入の可能性に言及。「1月27日までに開始できるようAIAやFIGCに要請した。新技術ではあるが、すでにUEFAで採用されており、CLでプレーするチームは慣れている」などと発言したばかりだった。

なお、半自動オフサイドテクノロジーの導入により、VAR(ビデオアシスタント・レフェリー)が介入する際に要する時間の短縮が期待されている。

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