Simon Kjaer MilanGetty

長期離脱中のミランDFケアー、インテルに感謝「ライバルだがこういう時は人間同士」

ミランに所属するデンマーク代表DFシモン・ケアーが、クラブ公式メディア『Milan TV』のインタビューに応じて2021年を振り返った。

20201月の移籍市場でミランに加入すると、FWズラタン・イブラヒモヴィッチとともに若手主体のチームをけん引してきた32歳のケアー。今シーズンも公式戦14試合に出場し、守備の要として活躍してきた。

しかし、2日のジェノア戦で左ひざを負傷。前十字じん帯および内側側副じん帯の再建手術を受け、少なくとも半年間の離脱を余儀なくされる。

「残念ながら重傷を負ってしまったが調子は良い。毎日、78時間のリハビリに取り組んでいる。時間がかかり辛抱が必要だが、より多くのリハビリをこなせばさらに強くなって早く良い状態で復帰できる可能性は高くなる。ピッチ内外でチームのために全力を尽くしたい」

ケアーの重傷が判明した際、ミランやチームメート、ファンからだけでなくライバルクラブのインテルからもエールが送られた。

「誇りに思ったよ。ライバルではあるが、こういった状況においては何を差し置いても人間同士になれることを示してくれた。インテルの言葉には感謝している。だが、インテルも分かっているだろうが復帰してからは何もプレゼントするつもりはない」

最後にケアーは改めて2021年を振り返り、総括した。

EURO(ユーロ)2020で(クリスティアン)エリクセンにあんなことが起きたり、僕にとって初めてのバロンドール授賞式に出席したり、またキャリアで初めての重傷も経験した。2021年はそんな年として思い出すことになるだろう。僕も長期離脱は望んでいなかったが、起きてしまった。今は自分の身体に対し、あらゆる側面から向き合うチャンスだと思っている」

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