ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、ブラジルサッカー連盟(CBF)から代表監督就任を視野に入れた連絡は受けていないと語った。『ESPN』が伝えた。
CBFは今夏に契約が切れるフェルナンド・ディニス暫定監督の後任探しに奔走中だ。第1候補として長らくレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が噂されていたが、先日、クラブとの契約を2026年6月まで延長することに合意したため、指揮官就任の可能性が無くなった。
これによってCBFは候補を変更。モウリーニョの代理人であるジョルジュ・メンデス氏に接触し、モウリーニョ監督の監督就任を打診していると報道された。その件についてモウリーニョ監督は、CBFから連絡を受けていないと明かしている。
「ブラジルが私を欲しがっているというのが本当かどうかはわからない。彼らは私と話していない。私は代理人に、どんな接触があっても何も言わないように頼んだよ」
ローマとの契約が今年の6月30日で切れるモウリーニョは、続けて自身の将来についてもまだ決めていないと語っている。
「(ローマのオーナーである)フリードキンファミリーが誠実でないと思う理由はないし、オーナーシップを100%信頼している。僕が100%ここに残るという意味ではないけれど、彼らが僕に隠れて他の誰かを探しているわけではないということだ」。
報道によれば、サンパウロのドリバル・ジュニオール監督がブラジル代表の次期監督として有力候補に挙がっているようだ。


