Houssem-Aouar(C)GettyImages

ローマ、リヨンからフランス代表MFアワールを獲得「ローマは偉大な歴史を持つクラブ」

ローマは11日、リヨンからフランス代表MFウセム・アワールを獲得したことを発表した。2028年6月30日までの5年契約となる。

リヨンの下部組織出身で現在24歳のアワールは、2017年にトップチームでデビュー。そこから順調に歩みを進め、昨季に36試合で6得点4アシストを記録し、欧州でも注目の若手MFと称されるようになった。

ただ、今季はケガの影響もあってリーグ戦の出場は14試合のみ。リヨンとの契約が今季までとなっていることから、フリー移籍でチームを離れることが濃厚となっていた。

今回、ローマへの移籍が決まり、アワールはクラブの公式サイトで「ローマは偉大な歴史を持つクラブなので、ローマと契約できたことをとても嬉しく思う」とコメント。そして、「大きなチーム、質の高い選手、ユニークなファンを持つこのチームは、僕にとって正しいプロジェクトだと思う。僕は今、ジャッロロッシの選手であり、準備は万端だよ」と続けた。

また、クラブのゼネラルマネージャーを務めるティアゴ・ピント氏は、「アワールは若い選手だが、すでにプロとして250試合以上に出場している。彼は技術的なクオリティを持ち、さらに良くなるための条件を持っている」とし、「いくつかのトップクラブから興味を持たれていたにもかかわらず、ローマに来ることを望んだことは我々にとって満足のいくことだ」と述べている。

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