ユヴェントスは、ドルトムントのカリム・アデイェミ獲得に向けてオファーを準備しているようだ。『ビルト』が伝えた。
現在22歳のアデイェミは、オーストリアのザルツブルクでユース時代を過ごし、ザルツブルク傘下のリーフェリングでプロデビュー。その後、ザルツブルクに戻って見事な活躍を披露したことでオファーが舞い込み、2022年にドルトムントへの移籍を果たした。昨季は怪我でチームを離れる時期もあったが、リーグ戦21試合3得点1アシストを記録している。
そんなアデイェミに現在、近づいているとされるのがユヴェントスだ。イタリアの移籍情報に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、ユヴェントスがアデイェミに対して3500万ユーロ(約59億円)+最大1000万ユーロ(約16億円)のボーナスを提示する計画を立てていると伝えれば、移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏は正式オファーを提示する前にアデイェミの父親であるアビー氏と関係者が再度話し合う予定だと報告している。
加えて『ビルト』によれば、現在ドルトムントにはまだユヴェントスからのオファーは届いていないとのこと。これはディ・マルツィオ氏やロマーノ氏の報道通り、オファーは準備中だが、まだ送信されていないようだ。
一方『ビルト』は、ドルトムント側が残留すべきだと考えているとし、今夏の売却候補ではないと報道。5000万ユーロ(約86億円)を超える巨額オファーだけがドルトムントの幹部を動かす可能性があると伝えている。この金額がドルトムント側の境界線だとしているが、アデイェミの移籍は成立するだろうか。




