Federico-ChiesaGetty Images

フィオレンティーナ会長がキエーザ売却のユヴェントスを皮肉「誰がいい取引をしたのか」

フィオレンティーナのロッコ・コミッソ会長が、フェデリコ・キエーザのリヴァプールへの移籍に関してユヴェントスを皮肉っている。

元イタリア代表FWエンリコ・キエーザを父に持つ現在26歳のフェデリコ・キエーザは、父も所属したフィオレンティーナで18歳の時にトップチームデビューを果たすと、2020年夏にはユヴェントスへと加入。これまで公式戦131試合で32ゴールを記録し、2度のコッパ・イタリア優勝を経験した。

そんなキエーザは今夏、ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督の下で構想外となり、移籍市場を賑わすことに。結果的にリヴァプールへの移籍が決まった。

フィオレンティーナのコミッソ会長は、サポーターからドゥシャン・ヴラホヴィッチら価値のある選手を売却したことを非難されている中、『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューでキエーザ移籍について言及した。

「彼ら(ユヴェントス)が唯一お金を持ってくるチームだった場合、私に何ができると言うのだろうか?我々はヴラホヴィッチで素晴らしい取引をした。私の5年間で最も重要な取引だ。そしてキエーザを見てほしい。彼が1200万ユーロ(約18億9000万円)でリバプールに移籍したと読んだ。私は彼を約6000万ユーロ(約96億6000万円)で売却したんだ。誰が良い取引をしたのか」

「彼らは決断を下し、我々はできる限りのお金を稼いだ。私はヴラホヴィッチに残ってほしかったが、彼のエージェントと合意に達するのは不可能だった。キエーザは私が2019年に来た時に、すでにユヴェントスに売却されていたが私は彼を留めた。彼は去りたがっていて、次のシーズンに我々の条件で彼を売却すると約束したんだ」

約6000万ユーロ(約96億6000万円)で獲得したキエーザを、約1200万ユーロ(約18億9000万円)でリヴァプールに売却した取引について、ユヴェントスを痛烈に批判している。

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