romelu-lukaku(C)GettyImages

ルカクが明かすカタールW杯での失意…「本当に落ち込んだよ。国を失望させてしまった」

インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクが、ついにカタール・ワールドカップ(W杯)でのグループリーグ敗退について口を開いた。

いわゆる黄金世代としてW杯での躍進が注目されていたベルギーだったが、本大会ではなかなか結果が振るわずにグループリーグで敗退。特に第3節のクロアチア戦では、ルカクが決定機を何度も外してしまったこともあり悔しさの残る敗退となった。

ルカクは『CBCスポーツ』でW杯を振り返り、「W杯は僕にとって非常に厳しいものだった」と主張。続けて、「15年間サッカーをやってきて、初めてこのような瞬間を経験したよ。国を失望させてしまった。国のためにプレーすることは素晴らしいことであり、W杯でプレーするときは、それを最大限に生かしたいと思うものだ。それに、これが最後のチャンスだと選手やスタッフ全員がわかっていたからね。それがあのような結果として出てしまったのは…。キャンプを去るとき、僕はすべてを心に刻み、本当に落ち込んだよ」と語り、当時の心境を吐露した。

また当時、代表のアシスタントコーチを務めていたアンリ氏は、大会終了後にルカクに対して二週間毎日メールを送っていたことを告白。「君たちは何が起こっていたのかを理解していない。簡単ではなかったが、彼はそこから抜け出したんだ。だから、僕は彼を誇りに思う。彼が今いる場所とは本当にかけ離れていたんだ」と述べ、ルカクが苦しみながらも立ち直ったことを明かした。

チャンピオンズリーグで決勝進出を決めたインテルでシーズン終盤に調子を上げてきたルカク。苦しい時期を乗り越え、再び圧倒的なパフォーマンスを残そうと邁進しているようだ。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0