ボローニャは、ドルトムントを退団したDFマッツ・フンメルスの獲得を望んでいるようだ。『ビルト』が報じている。
現在35歳のフンメルスは、これまでドルトムントで公式戦通算500試合以上に出場、昨季も40試合でピッチに立つと、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出にも大きく貢献した。しかしシーズン終了後の契約延長交渉がまとまらず、退団が決まっている。
そんなフンメルスに対し、ボローニャが関心を示しているという。『ビルト』によると、昨季セリエAを5位で終えてCL出場権を獲得したボローニャだが、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリのアーセナル移籍が間近とされており、代わりのCB補強が急務に。そこで現在フリーのフンメルスに注目しているようだ。さらにクラウディオ・フェヌッチCEOは、ティース・ダリンガの発表の際、実際にオファーを送ったことも明かしている。
「我々はフンメルスからの返事を待っており、すぐに届くことを願っている。彼は慎重に考えるために数日の時間をとっている」
一方で『ビルト』など複数メディアによると、ボローニャ上層部はすでにフンメルスのフライトとメディカルチェックの日程を調整しているとのこと。「我々はプロジェクトについて説明した。オファーを受け入れてくれることを願っている。彼はピッチ内外で我々を助けてくれる素晴らしい選手だ」とフェヌッチCEOは語っているが、移籍は成立するのだろうか。


