Sergio Conceicao PortoGetty Images

ポルトがコンセイソン監督と2024年まで契約延長…中島翔哉の去就は不透明なまま

ポルトは5日、セルジオ・コンセイソン監督と契約延長に至ったことを発表した。

2017年から古巣ポルトの指揮官に就任したコンセイソン監督。以降、2度のプリメイラ・リーガ優勝や1度のタサ・デ・ポルトガル制覇などにチームを導いた。

今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でユヴェントスを下すなど、ベスト8進出。リーグ優勝こそスポルティング・リスボンに譲ったものの、2位で来シーズンのCL出場権も確保していた。そして、ポルトと2024年までの契約延長で合意に至っている。

契約延長を結んだコンセイソン監督は「契約延長の話があったとき、より重要なことは金ではなく、野心やクラブへの献身、勝者のクラブになるための日々の取り組みだった。これが私にとって何よりも大切なことだ。これまでにやってきたこと、そしてこれからの将来で我々がさらにやろうとしていることを非常に誇らしく思う。日々の勝利は重要だが、それ以上にタイトルを我々は望み、勝ち取りたい」と新シーズンに向けての意気込みを語った。

なお、ポルトは中島翔哉の所属元でもある。日本人アタッカーは昨季後半戦にアル・アインへレンタルされていた。しかし、移籍当時の新型コロナウイルス感染症検査結果が改ざんされていた疑いでポルトガル当局が捜査を開始するなど、大きな騒動になっている。『SIC Noticias』は、これを理由にアル・アインは来季レンタル料や選手へのサラリーの引き下げを求めたが、中島サイドとポルトが不快感を示したため、レンタル延長の可能性は潰えたと報じている。

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