イタリアサッカー連盟は、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が審判を痛烈に批判したことに対して10日間のベンチ入り禁止処分を科したようだ。『ユーロ・スポルト』が伝えた。
先日、5月31日に行われたヨーロッパリーグ決勝でローマがPK戦の末にセビージャに敗れた後、試合中に警告を受けていたモウリーニョ監督が駐車場でレフェリーを務めたアンソニー・テイラー氏をかなり汚い言葉で罵倒したことが判明。欧州サッカー連盟(UEFA)は、ローマのモウリーニョ監督に欧州の主催大会4試合でのベンチ入り禁止処分を科していた。
そんな中、今年の5月に行われたローマ対モンツァの試合後にも、モウリーニョ監督はダニエレ・チッフィ主審を「今まで見た中で最悪」などと厳しく批判。この件に対してイタリアサッカー連盟は、モウリーニョ監督に10日間のベンチ入り禁止処分を科し、イタリアでの処分が次のリーグ戦の開幕から適用されるとの声明を発表したことで、指揮官は最初の2試合を欠場することが決まった。
また、モウリーニョ監督とクラブには5万ユーロの罰金も科されており、審判への著しい批判に対してしっかりと処分を下すことになっている。
