ユヴェントスは1日、フランスのリールからアメリカ代表FWティモシー・ウェアを獲得したことを発表した。
かつてACミランなどで活躍し、1995年のバロンドール受賞者であるジョージ・ウェア氏を父親に持つ現在23歳のT・ウェアは、2017年にパリ・サンジェルマンと契約。最初はBチームでの出場が多かったが、2018年にトップデビューを飾った。
しかしレギュラー定着といかなかったT・ウェアは、セルティックへの期限付き移籍を経て、2019年の6月にリールへ移籍。昨季は怪我などもありながら公式戦32試合に出場し、評価を高めていた。
そんなT・ウェアは今回、ユヴェントスへの移籍が決定。2028年までの5年契約を結んでいる。また公式発表では、リールへ移籍金1030万ユーロ（約16億円）を支払い、さらに最大210万ユーロ（約3億3000万円）のボーナスが発生すると伝えられている。
ユヴェントスでは今夏、アンヘル・ディ・マリアやファン・クアドラードが契約満了をもって退団に。右サイドの補強が急務とされていた中、ウイングやウイングバックを務めることができるT・ウェアは大きな戦力となるかもしれない。
