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「カテゴリーを下げてこのタイミングで移籍するべきなのかたくさん悩みました」岡山MF岩渕弘人が仙台へ完全移籍

ファジアーノ岡山のMF岩渕弘人がベガルタ仙台へ完全移籍することが発表された。

仙台大学からいわきFCへ入団した岩渕。2024年から岡山でプレーすると、J1昇格に貢献。2025シーズンは初のJ1リーグ戦で32試合3ゴールを記録した。岩渕は仙台移籍に際して以下のようにコメントしている。

「サッカーを始めたころから自分の夢は、サッカー選手になること、ユアスタでプレーすること、そしてベガルタ仙台の選手になることでした。自分にとってベガルタ仙台というクラブは、小学生のころから大好きで憧れのクラブです」

「正直、カテゴリーを下げてこのタイミングで移籍するべきなのかたくさん悩みました。最後は自分の心に正直に、ベガルタが大好きという気持ちで決断しました。この決断を正解にすることは、J1昇格のみです。ベガルタゴールドのユニフォームを着てユアスタでプレーできることが楽しみで、ワクワクしています。今度は、自分が子どもたちに夢をあたえられるようにがんばります」

「熱いサポーターのみなさんに負けない熱いプレーでチームの力になれるよう、謙虚に貪欲に全力で戦います。応援よろしくお願いします!」

また、2シーズンを過ごした岡山に向け、「ファジアーノ岡山に関わる全ての皆さんには感謝しかありません」と感謝を述べた。

「昨年いわきから移籍してきた自分を温かく迎え入れてくれた事。JFLからスタートした自分をJ1の舞台に上げてくれたこと。今年チームの力になれず心が折れそうになった時、何度も背中を押してくれた事。0-5で負けた試合後も大きな声で応援し、次やってやる!と鼓舞してくれた事。本当に素晴らしいクラブに来られました。これからも岡山らしく、選手と一緒に戦って欲しいなと思います」

「そして19番のグッズを買って応援してくれていた皆さん。悲しい報告となってしまいすみません。ピッチから見える皆さんの姿にいつも勇気をもらっていました。これからも気にかけてくれたら嬉しいです。まだまだ、素晴らしいスタッフ・選手・ファン、サポーターの皆さんと一緒に戦いたかったですが、小さい頃から大好きなクラブ、自分に夢を与えてくれたクラブからのオファーを断る事が出来ませんでした」

「クラブは変わりますが、この2年岡山で学んだ事をこれから自分の武器として、子どもたちに夢を与えられるように、そして1年半後J1の舞台で岡山と対戦し、点を決めて勝つ事を次の目標にしてがんばってきます!最後に、個人チャント最高に大好きです!2年間本当にありがとうございました!」

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