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「残ってくれることを願っている」 セルティック指揮官が前田大然の残留を熱望

セルティックのウィルフリード・ナンシー監督が、日本代表FW前田大然の残留を熱望した。『BBC』が伝えた。

現在28歳の前田は、9月に移籍希望が叶わなかった経緯について語っており、当時のブレンダン・ロジャーズ前監督も彼が今年2月に移籍を希望していたことを示唆していた。だが、現指揮官であるナンシー監督の評価は極めて高い。

2027年6月まで契約を残している前田は、昨シーズン公式戦33ゴールという驚異的な数字を記録。今季はここまで7ゴールにとどまっているが、ナンシー監督就任後の5試合で先発出場を続けている。

ナンシー監督は今夏の移籍が実現しなかった過去があるものの、前田が現在スコットランド王者で「本当に幸せ」であると主張した。

「彼はここで本当に幸せだ。以前に去る機会があったことは知っているが、今のところ彼は私たちとともにあり、ここにいることを幸せに思っている。我々が彼に残ってほしいと思っていることは確かであり、彼もそれを理解している。彼が残ってくれることを願っているよ」

また、ナンシー監督はセンターフォワードと左ウィングの両ポジションで起用できる前田の多機能性を大きな武器だと考えていると明かした。

「彼をサイドに置けば何かが起こると確信できるし、彼がウィングにいることを利用して中央から攻撃することもできる。ナンバー9(センターフォワード)としても良いプレーができるが、その場合は周囲のサポートが必要だ。彼は走ることやコンビネーションを好む、非常に興味深い戦術的オプションだ」

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