セルティックOBのマーク・ウィルソン氏は、移籍が近づく古橋亨梧の退団に困惑しているようだ。『67hailhail』が伝えた。
2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋。当時の指揮官アンジェ・ポステコグルー監督の下ではゴールを量産し、2年目となった2022-23シーズンにはリーグ得点王に輝くなど、国内3冠の立役者に。昨季就任したブレンダン・ロジャーズ監督の下でもエースとして活躍し、公式戦通算165試合で85ゴール19アシストを記録している。
そんな30歳の日本代表FWだが、その活躍から近年の移籍市場でも度々注目を集めることに。MLS(メジャーリーグ・サッカー)のアトランタ・ユナイテッドの関心も伝えられていたが、先日にはレンヌへの移籍が間近に迫っていると複数メディアが報道。すでにクラブ間合意に達し、古橋も現地入りしたことが伝えられている。
移籍が間近に迫る中、セルティックOBであるウィルソン氏は『Clyde1 Superscoreboard』で持論を展開。退団は選手側が求めたことだと指摘した。
「覚えておかなければならないのは、キョウゴ自身が移籍を望んでいるということだ。彼がレンヌへ行くというのが理解できない。リーグの下位に位置するチームだ(リーグ・アン16位)。トップリーグの最上位で戦うクラブや、サウジアラビアで法外な賃金を得るわけでもない。キョウゴは明らかに『そう、僕は退団したい』と言っているはずなんだ。それに驚いているよ」
「ファンはボディランゲージの専門家だ。先週『ロス・カウンティ戦でゴールを喜んでいなかった』と言っていた。得点しても、最終的な勝利のようには喜んでいなかった。なぜ今のシーズン中に去りたいのか、理解できないよ」


