セルティックOBのクリス・サットン氏が、古橋亨梧を売却する決定を下した古巣を批判した。『デイリー・レコード』が伝えた。
2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックへと加入した古橋は、スコティッシュ・プレミアシップ3連覇中のチームを牽引。特に2年目の2022-23シーズンにはリーグ得点王に輝くなど、国内3冠の立役者となった。
そんな古橋は最近、フランスのレンヌへの1000万ポンド(約19億4000万円)の移籍が間もなく確定する見込みで、クラブ間合意に達して同選手がすでに現地入りしたことが複数メディアで伝えられている。
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ブレンダン・ロジャース監督は古橋が数か月前からセルティックを離れたいと考えていたこと、ヨーロッパの5大リーグでの新たな挑戦を望んでいたことを明らかにしたが、今回の決断を下したことについてクラブOBのサットン氏は、主力選手の売却を承認する理由を理解できないと主張している。
「古橋亨梧を売却することは、セルティックがチャンピオンズリーグでの野心に限界を認めたようなものだ。ロジャース監督は古橋が行きたがっていると言った。それは理解できる。夏に売るならわかるが、なぜ達成可能なことがまだある真っ只中に売るのだろうか?私はロッカールームの中にはいないが、古橋は悪いやつでも、不和を引き起こすようなタイプでもないように見える」
「私にとって久保を売ることは間違ったシグナルを送るものだ。これはセルティックが、プレーオフステージに進出し、リーグカップを既に獲得したことで、シーズンの目標は達成されたと感じていることを示唆している」