アトレティコ・マドリーMFサウール・ニゲス(29)のセビージャ移籍が秒読み段階に入った。スペイン『マルカ』が報じている。
数日前からセビージャ移籍の可能性が報じられていたサウールは、現tに時間13日のアトレティコの練習でチームの面々に別れを告げた。その目には、涙も浮かんでいた。
サウールはこれからセビージャと条件面などを詰めて、契約を結ぶことになる。ただし移籍形態について、これまでは完全移籍と報じられてきたが、『マルカ』によれば最終的にレンタルという形で収まったようだ。
アトレティコの下部組織出身であるサウールは、2021-22シーズンに新たな可能性を見出すためにレンタルでチェルシーへと渡ったものの、出場機会に恵まれずアトレティコに復帰。その後、2027年まで契約を残すアトレティコでも出場機会が減少し、チーム有数の高年俸700万ユーロ(ネット)が、クラブにとって大きな負担になっていると報じられ続けた。セビージャでは、その年俸額を減らすことになる模様だ。
果たしてサウールは、セビージャで世界有数の選手になれると期待された、かつての輝きを取り戻すことができるのだろうか。


