2034年にサウジアラビアで開催されるワールドカップのスタジアム構想が明らかになった。
昨年の国際サッカー連盟(FIFA)臨時総会により、FIFAワールドカップ2034年大会の開催地がサウジアラビアに決定。大会開催までの9年間で既存の4スタジアムのリノベーションに加え、新たに11スタジアムが新設される予定が明かされている。
そして新スタジアムのうち、最も注目を集めるのが「NEOMスタジアム」。FIFAに提出された計画書によると、同スタジアムは「世界で最もユニークなスタジアム」として大きな話題になっている。
「NEOMスタジアム」は、2021年に構想が発表された「ザ・ライン」と呼ばれるスマートシティ内に建設予定の超高層ビルの最上階、地上350m以上の地点に作られる予定。現地の報道によると、収容人数は4万6000人になると見込まれている。
なお、FIFAに提出された今回の計画書によると、会場となるスタジアムは「ザ・ライン」の他に、首都リヤドをはじめ、ジェダ、アル・コバール、アブハーの5都市に分散される予定。いずれの会場も独自の建築デザインやテーマを取り入れると伝えられている。
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