ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーがサウジアラビアのアル・アハリへ完全移籍することが決まった。
現在28歳のトニーは、2020年にブレントフォードに加入して公式戦141試合72ゴールを記録。2020-21シーズンにはチャンピオンシップ(イングランド2部相当)で48試合33ゴールを奪うなど昇格の立役者となると、プレミアリーグの舞台でも実力を証明してきた。FA(イングランドサッカー協会)から賭博違反の疑いで8カ月の出場停止処分を受けることもあったが、今年1月には復帰して好プレーを披露。イングランド代表としてEURO2024にも出場している。
今夏にはトップクラブへの移籍が予想される中、サウジアラビアのアル・アハリへの完全移籍が決定。4年契約を締結したことが明らかとなっている。報道によると、移籍金は4000万ユーロ(約64億7000万円)とのことだ。
ブレントフォードのトーマス・フランク監督は「この4年間、イヴァンと一緒に仕事ができて嬉しかった。彼は平均して2試合に1ゴール以上を決めている。これは信じられない数字だ。ピッチ上では、彼は素晴らしきスコアラーであり、連携できる選手であり、リーダーだった。彼はチーム、選手たち、そして自身を奮い立たせていた」と感謝を述べた。
