campos psg(C)Getty Images

サウジ代表、PSGのSD引き抜きへ10年総額310億円オファー提示?2034年W杯開催へ強化を狙う

パリ・サンジェルマン(PSG)の実質的なスポーツダイレクター(SD)を務めるルイス・カンポス氏に対し、サウジアラビアから巨額のオファーが届いているようだ。

2014年夏からモナコでテクニカルダイレクターを務め、キリアン・エンバペやベルナルド・シウバらを発掘し、その手腕が高く評価されたカンポス氏。2022年夏からはPSGのアドバイザーを務め、近年のクラブの成功に大きく貢献してきた。

しかし、カンポス氏の現行契約は今季終了まで。『Le Parisien』によると、PSGは留任を望んでいるものの、正式な契約延長オファーは送っていない模様。一方でカンポス氏側も契約延長を希望しているが、すでに具体的なオファーが届いているため、PSGのオファー次第では退団も検討するという。

そして同メディアは、カンポス氏に対してサウジアラビアサッカー連盟から巨額のオファーが届いたことを指摘。先週ジュネーブで代表団と会談し、総額2億ユーロ(約310億円)の10年契約を受け取ったようだ。サウジアラビア側は、2034年ワールドカップ開催を控える中で代表チームの強化と育成を任せたいと考えていると見られている。

なお、サウジアラビアサッカー連盟のオファーは2025年内にサインする必要がある模様。一方で、カンポス氏に対してはアーセナルやチェルシーも関心を示しているようだ。またPSG側は、カンポス氏が退団した場合に備えて元アトレティコ・マドリーのSDであるアンドレア・ベルタ氏に接触していると伝えられている。

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