明治安田生命J1リーグ第21節が15日に行われ、北海道コンサドーレ札幌とアルビレックス新潟が対戦した。
前節、逆転負けを喫した札幌。対する新潟もヴィッセル神戸に敗れ、攻撃陣は奮起が求められる。ホームの札幌が徐々にゴールへ近づき、8分にはスパチョークから中村桐耶がシュートを放つが、枠を捉えきれない。18分にもルーカス・フェルナンデスがカットインから右足を振り抜くも、GKに処理された。
43分には左サイドからのクロスにスパチョークが飛び込むが、ダイビングヘッドは惜しくもサイドネットを揺らすだけに。しかし、札幌はチャンスを作りながら前半をスコアレスで終える。
後半に入り、右サイドでフェルナンデスが粘ると、ゴール右からチャンスを作ったが、先制点は新潟。53分、右サイドのポケットを突いた藤原奏哉がクロスを送ると、鈴木孝司が合わせてネットを揺らした。
しかし、59分に抜け出した金子拓郎を後ろから新井直人が倒す。オンフィールドレビューの結果、決定機の阻止としてレッドカードに。リードする新潟が10人となってしまう。すると、札幌がボール支配率を高めてゴールへと迫っていく。75分には小林祐希がミドルレンジから左足を振り抜くが、GK小島亨介がセーブした。直後にも金子がコーナーキックから左足で丁寧に狙うが、左ポストに弾かれた。
札幌は最後まで1点が遠く、1-0で新潟が逃げ切り。札幌はリーグ戦5試合勝利なしとなった。
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