Neymar Al Hilal 2024Getty

ネイマールがサントス復帰で合意と現地メディア報道…関係者はアル・ヒラルとの契約解消に向けて交渉中

ブラジル代表FWネイマールがサントス復帰で合意に達したようだ。ブラジル『Globo』が伝えている。

サントスから2013年にバルセロナに加入して大きな活躍を残したネイマール。その後、2017年に史上最高額の移籍金でパリ・サンジェルマンに加入し、ピッチに立てばインパクトを残したが、負傷やファンとの関係性の悪化などで、2023年夏にサウジアラビアのアル・ヒラルに売却された。

その後、ネイマールは2023年10月に膝の靱帯断裂の重傷を負って約1年間の離脱を強いられた。さらに、昨年10月に復帰したものの、直後にハムストリングを痛めて離脱している。高額な移籍金に加え、好条件の契約を結ぶ同選手が、期待通りの活躍を残せない中、今夏に満了を迎える現行契約は更新されることなく、退団することが予想されている。

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そんな中、今冬の移籍市場でネイマールは去就に揺れている。アメリカからの関心が届き、シカゴ・ファイアーが優先交渉権を獲得して交渉を開始したことがわかっていたが、どうやら母国ブラジルの古巣サントスを新天地に選ぶことになりそうだ。

『Globo』が伝えたところによると、ネイマールはサントス復帰で合意に達した模様。さらに、同選手の関係者はアル・ヒラルと契約解消に向けて取り組んでおり、今週が“決定的な1週間”になることが予想されている。

ただし、依然として支払われていないサラリーがあり、ネイマール側もこれを諦める考えがなく、退団の許可を必要としていることから、アル・ヒラルとの契約解消に向けた交渉は一筋縄ではいかない模様。それでも、サントス側としては、すでに今夏のサウジアラビアのクラブとの契約が切れるタイミングで復帰することで合意に至っており、落ち着いて現状を見守っているようだ。

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