バイエルン・ミュンヘンのマックス・エーバル取締役は、ドイツ代表FWレロイ・サネとの契約交渉について語っている。
2020年にバイエルンへと加入し、これまで公式戦220試合で61ゴール55アシストを記録してきたサネ。ここまで4度のブンデスリーガ制覇に主力として貢献してきたが、現行契約は今季限りとなっている。
そんな29歳FWは、一時は大幅な減俸を受け入れる形でバイエルンと2028年までの新契約を結ぶとも伝えられていた。しかしドイツ『スカイ』などによると、サネは提示された年俸1000万ユーロ(約16億円)の新契約に納得できず。新たな代理人会社と契約し、バイエルンからのオファーを拒否したとみられている。
そしてエーバル取締役も17日、『スカイ』のインタビューで「彼はこの形でのオファーを受け入れたくないと言ってきた。確執はないよ。オファーは提示し、我々の希望は伝えている。少なくとも私の意見では、レロイは残留を望んでいるように見える。これから数日間で何が起きるのか、見守るしかないね」とコメント。選手側は残留を希望しているものの、提示したオファーを拒否していることを明かした。
なおイギリス複数メディアの報道では、サネに対してアーセナルやチェルシーなど、プレミアリーグ勢が関心を示していると伝えられている。今後の動向に注目だ。


