サンプドリアのマッシモ・フェレロ会長がイタリアの財務警備隊に逮捕され、会長職を辞任した。イタリアメディア『スカイスポーツ』などメディア各紙が6日、伝えている。
日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアに激震が走った。2014年から会長を務めてきたイタリア人実業家のフェレロ氏が、企業犯罪および破産詐欺の疑いで財務警備隊に逮捕された。イタリアの報道によれば、会長はミラノ市内で勾留されているとみられる。
捜査対象となっているのは、南イタリア、コセンツァにおける4社の破産につながった4年前の投資関連とされており、サンプドリア会長の娘や運転手ら5人も同時に逮捕され、合計9人がコセンツァ県パオラ検事局の捜査を受けているとみられる。また、6日朝からはローマ市内の会長の自宅において、家宅捜索も行われた。
なお、会長を担当するピーナ・テンガ弁護士が説明する通りサンプドリア自体は捜査の対象から外れているとみられるが、フェレロ会長はすぐさま会長職を辞任することを決断。クラブは公式サイトを通じ、声明を発表している。
「マッシモ・フェレロが予防的措置により勾留されたことは、大きな驚きだった。いずれにせよ、サンプドリアやクラブの運営はすべてローマにおける映画関連のフェレロ会長の活動と一線を画していることを明確に強調しておく」
「しかしながら、フェレロは無関係である他の活動、特にサンプドリアやサッカー界における利益を最大限に保証するためにこれまで務めてきたクラブの役職を即時、正式に辞任する意向を示している」
成績不振により、ロベルト・ダヴェルサ監督の去就も騒がれているサンプドリア。加えて、突然の会長の辞任という災難も降りかかることになった。今週末にはジェノアとの伝統のダービーが控えるが、逆境の中で吉田ら選手たちのパフォーマンスに期待したいところだ。


