アーセナルは、フランス代表DFウィリアン・サリバとの契約延長交渉をスタートさせたようだ。
2022年夏からアーセナルのトップチームに本格的に合流すると、これまで公式戦132試合に出場、過去2シーズンはPFA年間ベストイレブンに選出されるなど目覚ましい活躍を見せるサリバ。今季も公式戦49試合に出場し、チャンピオンズリーグ優勝を目指すチームを支えている。
そんな24歳のフランス代表DFだが、現行契約は2027年夏まで。先日『レキップ』は、レアル・マドリーが今夏の「具体的な優先ターゲット」に設定したと報じており、今夏の去就に注目が集まっていた。しかし、アーセナル側は手放すつもりはないようだ。
『The Athletic』によると、アーセナルのアンドレア・ベルタSD(スポーツダイレクター)は契約延長を目指してサリバ陣営と交渉をスタートさせた模様。現時点で正式なオファーを提示していないものの、交渉が進展していけば正式オファーを提示することになるという。
なおサリバ自身は、3月の時点で「交渉はまだ始まっていない」としつつもアーセナルで「幸せ」であり、「ここでタイトルを獲得したい」と語っていた。現時点ではクラブに満足しているようだが、『The Athletic』は「まだ24歳ながら世界トップクラスの選手としての地位を考慮すると、当然ながら獲得を狙うクラブは存在する」と分析。以前から伝えられている通りレアル・マドリー、さらにその他のクラブも動向を注視していると伝えている。
サリバの将来に関する疑念を払拭したいと伝えられるアーセナル。近年の躍進を支えてきた主力DFとの契約の行方に注目が集まっている。




