Salah LiverpoolGetty Images

総額324億円オファーは失敗も…サウジ勢、サラー獲得へ再挑戦?リヴァプールとの契約は今季限り

サウジ・プロリーグは、リヴァプールFWモハメド・サラーの獲得を諦めていないようだ。

リヴァプールでの公式戦359試合で217ゴール94アシストを記録し、チャンピオンズリーグやプレミアリーグ制覇の立役者となってきたサラー。アルネ・スロット新監督体制となった今季もここまで10試合で6ゴール5アシストと圧巻のパフォーマンスを見せているが、現行契約は今季限り。現時点で新契約を結んでおらず、その去就に注目が集まっている。

そんなエジプト代表FWに対しては、近年潤沢な資金力を武器に移籍市場で大きな注目を集めるサウジアラビア勢の関心が伝えられている。複数メディアの報道によると、昨年夏にもアル・イテハドが移籍金総額1億6200万ドル(約243億円)を提示し、サラー本人には年間2億1600万ドル(約324億円)を支払う破格のオファーを提示したようだが、移籍は成立していない。

それでも、サウジ・プロリーグのディレクターを務めるマイケル・エナメロ氏は「モー次第だよ」としつつ、獲得の可能性について語っている。『リヴァプール・エコー』が伝えた。

「我々のクラブが追いかけていたというのは本当で、興味があったのも事実。だがヴィクター・オシムヘンと同じだ。私がモーとの契約に興味を持つことは問題ないが、クラブ側が手放すことに関心を持っていないといけない。それらの条件が一致しなければ契約は成立しないからね」

「基本的に、リヴァプールは売却を望んでいなかった。いくらで買おうとしたかって? 法外な金額を支払うつもりはない。最も重要なのは、選手が来る準備ができているか。彼はやり残したことがあるように感じたので、来る準備はできていないと思っていた。そうする選手がごくわずかではあるが、クラブを去るには正しい方法が必要だ。何かを成し遂げた後、正しく去ることが重要なんだよ」

また「彼は私の『息子』の1人であるし、プレッシャーをかけることもしなかった。まだ(サウジ・プロリーグの)どのクラブとも話してはいないものの、興味を持つと決めたら、彼はトップ選手だからね。ケヴィン・デ・ブライネも同じだよ」としつつ、以下のように続けた。

「だが、決定権を持つのはモハメド・サラーだ。選手が最終的に決める」

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