リヴァプールFWモハメド・サラーは、自身の去就について再び言及している。
22日に行われたプレミアリーグ第17節で、トッテナムと対戦したリヴァプール。敵地での一戦となったが、36分までに2ゴールを奪うと、1点を返されたものの前半のうちに3点目も記録する。後半に入るとサラーの2ゴールなどでさらにリードを広げ、さらに2失点はしたが、終了間際にルイス・ディアスがダメ押しの6点目をマーク。打ち合いを6-3で制した。
この試合でも2ゴール2アシストと圧巻のプレーを披露し、プレミアリーグ史上初めてクリスマス前に10ゴール&10アシスト以上を達成したサラー(15ゴール11アシスト)。公式戦24試合で18ゴール15アシストと絶対的なエースとして活躍を続けているが、現在はその去就に大きな注目が集まっている。
32歳のエジプト代表FWとリヴァプールの現行契約は今季限りまで。しかし、以前から「リヴァプールから新契約はもらっていない。残留よりも退団に近づいている」と公言しており、さらに1日のマンチェスター・シティ戦(2-0)後には「アンフィールドでのシティ戦はこれが最後」と明言。現地で大きな注目を集めた。また複数メディアの報道では、契約延長交渉にも進展がないと伝えられている。
そしてトッテナム戦後、記者から「新契約について何か話すことはある?」と問われたサラーは、「なにもないよ」としつつ、以下のように続けた。
「こんなビッグマッチで記録を達成できたのは素晴らしいことだけど、最も重要なのは試合に勝ったこと。そして、僕はどこでキャリアを終えることになっても満足しているよ」
1月になれば他クラブと来季のフリー移籍に向けて自由交渉が可能になるサラー。今後の動向に注目だ。




