Joaquin Caparros FC SevillaGetty

S・ラモス、J・ナバス、ムニアイン、フィリペら育てた名将カパロスが白血病を告白…スペインサッカー界全体が激励

セビージャのホアキン・カパロス監督(63)は8日、慢性白血病を患ったことを明かした。

今季よりセビージャのフットボールディレクターを務めていたものの、パブロ・マチン監督解任によって3月から再びチームを指揮しているカパロス監督。スペインサッカー界を代表する名将は7日のリーガ・エスパニョーラ第31節、2−0で勝利したアウェーでのバジャドリー戦終了後に、自身が難病にかかったことを告白している。

「私は慢性白血病にかかっている。しかし職務をまっとうする上で支障はなく、この仕事を楽んでいきたい」

以下に続く

「現状では治療を受ける必要はないし、安心してもらいたい。私は、かつてないほどに今を楽しみたいと思っている」

なおスペインのスポーツ紙『マルカ』によれば、慢性白血病は早期に発見されたとのことで、セビージャはカパロス監督の体力と気力を保っている限り、チームの指揮を任せ続ける意向という。

カパロス監督はここまでにセビージャ、オサスナ、レバンテ、グラナダ、マジョルカ、アスレティック・ビルバオ、デポルティボ、ビジャレアル、レクレアティボなどリーガの名だたる名門チームを指揮。リーガ1部では500試合以上を戦っている。特にセビージャでは2000−01シーズンにリーガ1部昇格を達成し、さらにはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)出場権を2回獲得するなど、モンチSD(スポーツディレクター)と並んで、リーガ1部定着及びコパ・デル・レイやヨーロッパリーグ優勝を果たせるようになったクラブの礎となった。

カパロス監督はまた、若手を積極的に登用してきた指導者としてでも知られており、セビージャではMFヘスス・ナバス、故DFアントニオ・プエルタ、現レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモス、アスレティックではMFイケル・ムニアイン、MFマルケル・スサエタ、MFアンデル・イトゥラスペ、MFオスカル・デ・マルコス、デポルティボでは現アトレティコ・マドリーDFフィリペ・ルイスを育て上げた。

カパロス監督の告白を受けて、スペインサッカー界全体が激励ムードに包まれている。同指揮官の在籍経験に関係なくほぼすべてのクラブ、さらには著名選手たちがSNSを通じてメッセージを伝え、また『マルカ』は8日付の1面にカパロス監督の姿を掲載し、「強くあれ、ホアキン」との見出しを打った。

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