ヴィッセル神戸MF森岡亮太は、31日をもって現役引退することを発表した。
2010年~2015年まで神戸で活躍したあと、ポーランドのシロンスク・ヴロツワフを経て、2017年夏からはベルギーでプレーした森岡。ワースラント=ベフェレンや名門アンデルレヒトで活躍すると、2019年~2024年までプレーしたシャルルロワではチームの中心としてプレー。そして昨年8月、プロキャリアをスタートさせた神戸に8年半ぶりに復帰していた。
そんな33歳MFだが、復帰以降は天皇杯とAFCチャンピオンズリーグエリートに1試合ずつ出場したのみとなっていた。そして31日にクラブ公式HPでスパイクを脱ぐことを発表している。
「このたび、2025年3月31日をもちまして、サッカー選手としての現役生活に区切りをつけることを決断しました」
「高校卒業後からの6年間、そして現役最後となった半年間、ヴィッセル神戸の選手としてプレーできたことは、自分にとってかけがえのない時間でした。ラストシーズン、自分にとって最後のホームゲームとなった天皇杯準々決勝で得点を決められた瞬間は、きっと一生忘れません。そして、試合後にスタンドから響いた自分のチャント。あのときの光景と音は、今も心に焼き付いています」
「これまで応援してくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの声援が、僕を支え、成長させてくれました。サッカーを通じて、たくさんの出会いと学び、そして喜びを得ることができたことに、心から感謝しています」
「これからの人生でも、このサッカー人生で得たすべてを大切にしながら、新たなチャレンジに向かって進んでいきます。本当にありがとうございました」
