マンチェスター・シティの大山愛笑がスウェーデンのローゼンゴードに期限付き移籍した。
ユース時代から過ごした日テレ・東京ベレーザでファーストチームデビューを飾った大山は、2025年冬にイングランド1部ウィメンズ・スーパーリーグのマンチェスター・Cに加入。長谷川唯や藤野あおば、山下杏也加、清水梨紗とチームメイトになった20歳の同選手だが、リーグ戦わずか2試合の出場にとどまっていた。
そんな大山は、出場機会を求めてスウェーデン女王ローゼンゴードに期限付きで加入することが決定。移籍期間は6カ月間で、クラブは「マンチェスター・シティでの7カ月を経て、これは私たちの約束された才能に貴重なファーストチームでの出場機会を与えるものになり、間違いなく彼女の成長の助けになる」と期限付き移籍期間での成長を期待した。
昨シーズンに日本女子代表MF谷川萌々子が在籍してリーグ優勝を飾ったローゼンゴードに移籍することの決まった大山は、クラブの公式ウェブサイトで「ここに加入できたこと、ローゼンゴードでプレーできることが決まってうれしいです。クラブに関しての良いことしか耳にしたことがなく、楽しいものになると思います」とコメント。
スポーティングディレクターのエメリー・ランドバーグ氏は大山について「オオヤマは私たちがしばらくの間スカウティングしていた選手。マンチェスター・シティでのプレー時間は限定的だった。彼女は試合への良い理解力のある技術のある選手で、チーム内の競争に貢献できる選手。シーズンの残りでオオヤマがどれだけ貢献できるかを見ることを楽しみにしている」とコメントした。


