ローマが熊谷紗希の獲得を発表した。
2021年夏に加入したバイエルン・ミュンヘンで今シーズンのリーグ優勝に貢献した熊谷。しかし、シーズン終了後に同クラブから退団することが先日に発表された。
そして5日、熊谷の新天地が決定。ローマは日本女子代表DFと2025年6月30日までの2年契約を結んだことを発表した。
熊谷はローマの公式ウェブサイトで「ローマに加入することにワクワクしていますし、このクラブのためにプレーすることを待ちきれません。私への信頼を示してくれたことに感謝しています。この信頼とチームの期待に応えられるように全力で頑張ります。このクラブのために歴史を作りたいです」と意気込みを語った。
また、ローマの女子フットボール部門でトップを務めるエリザベッタ・バヴァニョーリ氏は熊谷について語り、その中で同選手への期待を口にした。
「サキ・クマガイをこのクラブに迎え入れられることを私たちはとても楽しみにしている。彼女はキャプテンとして日本チームで歴史を作った。サキを獲得できてとても満足しているし、彼女はクラブとして進めている私たちの計画にクオリティをもたらしたがっている。彼女はいつだってこのスポーツにおいてすべての女性の手本であり、彼女は私たちの発展に重要な貢献をすることになる」
ローマは今シーズンのセリエA女子で初優勝を飾った強豪。熊谷の代表チームメイトである南萌華も昨夏から同クラブでプレーしている。
