Claudio Ranieri RomaGetty Images

EL敗退のローマ、ラニエリが試合後に敵将バルベルデへ手渡した紙切れの中身と意図は?

ローマの指揮官クラウディオ・ラニエリが、13日のヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のアスレティック・ビルバオとのセカンドレグ終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで敵将とのやり取りの裏側を明かした。

ホームで行われたビルバオとのファーストレグで2-1と先勝していたローマは13日、準々決勝進出を懸けて、敵地で第2戦に臨んだ。だが11分にマッツ・フンメルスが退場して10人となったラニエリのチームは、1-3で敗戦。2試合合計3-4でベスト16敗退が決定した。

そんな中、ラニエリは試合終了後、ビルバオの指揮官エルネスト・バルベルデに、紙切れのようなものを手の内に忍ばせて渡して、注目を集めた。ローマ指揮官は、その後のインタビューにおいて、その紙に何が書かれていたのかを明かした。

「バルベルデには、私の名刺を渡したんだ。彼は仲の良い友人だからね。彼の電話番号を失くしてしまったが、話をしたかったので、私の番号を渡したんだ。彼は多くの選手を知っているので、スペイン人選手についてアドバイスを聞きたかったんだ。監督についてもかどうか? いや、監督については、もう散々話をしたよ」

今シーズン終了後にローマ指揮官の座を退任し、クラブの幹部となる見通しのラニエリ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は、「実際のところ、すでに来シーズンへ向けてディレクターとして取り組みを始めている」と伝えた。

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