Claudio Ranieri RomaGetty Images

ローマ指揮官、36歳フンメルスを絶賛「計り知れない選手。稼ぎ続ける彼を見て欲しい」

ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が、30日のヨーロッパリーグ(EL)フランクフルト戦(ローマが2-0で勝利)終了後、36歳の元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスを絶賛した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

今シーズンは成績が低迷し、2度の監督解任を踏み切るなど困難な時期を過ごしたローマ。それでも、昨年11月に指揮官に就任したラニエリ監督の下で調子は上向きつつあり、ELにおいてもプレーオフ進出に成功した。

ローマ生まれの指揮官は、前任のイヴァン・ユリッチ前監督指揮下では出場機会に恵まれておらず、退団の可能性も囁かれていたフンメルスを再評価。現在、主力としてチームに貢献する36歳を絶賛した。

「こうした試合がある時に、偉大な選手が分かる。ワールドカップ(W杯)でプレーした選手はチームメートを束ねることができるんだ。フンメルスをチームの一員とすることは当然のように思えた。彼を見て、尊敬していたよ」

「彼は計り知れない選手だ。賢く、チームの選手たちにとって模範となる選手だ。私は彼に、彼がこのチームを引っ張っていくことになるからチームに残るように伝えた。他の選手たちには『体が資本だ。フンメルスを見て欲しい。彼は稼ぎ続けているよ』と言っている」

またラニエリは、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフの去就にも言及。「チームに残留するように言った。選手たちは彼のことを大切に思っていて、観客も彼を愛している。カリアリ時代にも指導したが、笑顔の選手だ。いつも彼に怒っているが、私が彼を大事に思っていることは彼も知っているはずだ」と述べた。

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