Anthony Taylor Roma Sevilla Europa League final 2023Getty

「主審は決勝にふさわしくなかった」EL優勝逃したローマ、GMもセビージャ戦の進行を非難

ローマのティアゴ・ピントGM(ゼネラルマネージャー)が6月1日、イタリアメディア『ANSA』のインタビューに応じてヨーロッパリーグ(EL)決勝の笛を吹いたアンソニー・テイラー主審に苦言を呈した。

ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマは、5月31日にブダペストで行われたEL決勝でセビージャと対戦。35分にパウロ・ディバラのゴールで先制に成功したが、後半にジャンルカ・マンチーニのオウンゴールにより追いつかれ、PK戦の末に敗れた。

しかし、両チームに13枚のイエローカードが飛び交った一戦では、ロジェール・イバニェスにヒジ打ちをしたと見られたエリック・ラメラに退場処分が科されないなど、ローマ側に不利な判定が散見されたとの指摘もあり、モウリーニョ監督が主審の試合進行に不満を示したほか、ローマのサポーターも空港で主審を襲撃するなどの蛮行に出て物議を醸している。そんな中、ローマのピントGMもEL決勝の判定に首を傾げた。

「我々ローマは、セビージャの功績を討論に付すことは望んでいない。対戦相手と共に、UEFAが与えてくれた舞台において最大限にふさわしい偉大な決勝を演じたと思っている。だが今日、エピソードを分析したが、試合の進行は規律面においてバランスの取れたものではなかったことが明確だ。優勝したセビージャを称えたい。タフな戦いを見せていた。だが、このクラブの名において、主審の進行は決勝の舞台にふさわしいものではなかったことを明確にしておきたい」

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