ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョがクラブのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏の入閣を求めていると、イタリア紙『ラ・レプブリカ』が報じている。
モウリーニョ指揮下で3年目を迎えたローマ。しかし今シーズンは開幕から1分2敗と3戦未勝利で降格圏の18位と大きく出遅れ、ポルトガル人指揮官の周辺も騒がしくなってきた。これまで試合中の判定などを巡り、度々審判員と騒動に発展してきたモウリーニョ。1-2と敗れた前節のミラン戦においても、無用なトラブルを避けるために試合後のインタビューを欠席してコメントを残さなかった。
そんな中、ローマ指揮官は主審らとの間で判定への見解を巡る誤解を防ぐために、試合後の対応のサポート役となり、ローマの声を伝える幹部として、クラブOBでレジェンドのトッティ氏の復帰を希望しているとみられる。
なお、トッティ氏は、6月に『GOAL』イタリア版編集部のインタビューに応じた際、現経営陣から具体的なオファーがないことを示唆しつつ、古巣ローマへの復帰願望を明かしていた。ただ、イタリア紙は元ローマのレジェンドが、モウリーニョの提案する役割よりもより影響力のある役職を希望しているとの見方を示している。今後の動向は注目されるところだ。
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