ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョは、14日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)シェリフ戦を終えてチームについて語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
モウリーニョ率いるローマは14日、ELグループGの最終節でシェリフと対戦。ロメル・ルカクやアンドレア・ベロッティ、19歳ニッコロ・ピジッリらの得点により3-0と快勝したが、グループステージを5勝1敗で終えた首位スラヴィア・プラハに追いつくことはできず。2位通過でプレーオフへ回ることとなった。モウリーニョが心境を明かしている。
「2位で終わったのは自分たちの責任だ。ホームで3勝し、敵地では1勝したが、プラハであのようなプレーをするべきではなかった。たった1試合のひどいパフォーマンスで2位になってしまった。プレーオフに回るということは、ただでさえ試合数を減らす必要があるのに、選手たちはさらに2試合プレーしなければならないことを意味する。対戦相手はチャンピオンズリーグ(CL)レベルのチームとなるが、相手もローマと対戦することを喜ばないはずだ」
シェリフ戦では、73分にベロッティに代わって途中出場した19歳のピジッリが初めてのヨーロッパの舞台でゴールをマークした。モウリーニョは、「ゴールを挙げることをずっと夢見てきた魔法の場所でゴールを挙げたのだから、信じられない感動だ。最後は私まで泣きそうになり、隠れざるを得なかったよ」と感激したことを明かしている。
最後にモウリーニョは移籍市場にも言及。「補強が簡単にできるクラブもあるが、ローマにとっては難しい。それでも私は泣かずに、現在在籍する選手とともに前進することを決めた。次のボローニャ戦も、ルカクや(パウロ)ディバラがいないが関係ない。前を向いて行きたい」と述べた。


