ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季限りで退任する可能性が高まっているようだ。
2021年からローマの指揮を執るモウリーニョ監督。初年度でヨーロッパ・カンファレンスリーグ優勝へ導くと、2年目にはヨーロッパリーグ決勝進出を達成。今季はやや出遅れたが、セリエAでは4位ナポリと3ポイント差の7位につけている。
しかし、モウリーニョ監督は今季限りで退任する可能性が高い模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ポルトガル人指揮官の契約は3年間であり、昨季のヨーロッパリーグ決勝後の退任が予想されていたものの、最終的に残留することになっていたという。
だが、モウリーニョ監督はローマのオーナーであるダン・フリードキン氏とは緊張関係にあり、契約更新に応じない可能性が高い模様。来季以降も指揮を執る可能性は低いようだ。
なお同指揮官は、今夏にサウジアラビア勢からのオファーを拒否し、ポルトガル代表監督就任のオファーを断っていたという。しかし先日、本人は「いつになるかは分からないが、確実にそうなるだろう」とサウジアラビアで指揮を執る可能性を示唆していた。今後の動向に注目が集まっている。


