Jose Mourinho Roma Monza 2023-24Getty

ローマ、モウリーニョは3日後のインテル戦へ皮肉「まったく異なる2チームが…」

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が26日のスラヴィア・プラハ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返った。

モウリーニョ監督率いるローマは26日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループG第3節でスラヴィアとホームのスタディオ・オリンピコで対戦。2アシストを記録したステファン・エル・シャーラウィらの活躍により、2-0と勝利し、3連勝で単独首位につけた。ポルトガル人指揮官は試合終了後、チームのパフォーマンスを振り返った。

「スラヴィアは、ボールを保持してプレーする時間とスペースがあると強いことを把握していた。相手にプレスをかけるのは、相手にプレーをさせない方法だった。前半は非常に上手くできていたように思うが、後半はエネルギーとインテンシティが下がってしまった。それでも常に試合をコントロールできたように思う」

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「(エドアルド)ボーヴェの43秒のゴール? プレスの動きが上手くできた。ボーヴェが素晴らしいシュートを放ち、試合の方向性を決める重要なゴールを決めてくれた。エル・シャーラウィの先発? 彼はどこでもプレーできて非常に有益な選手だ。多くのトラブルを抱えるローマにおいて、貴重と言える。スラヴィアも(アンドレア)ベロッティを予想していたはずだ」

厳しい台所事情の中、3日後には、敵地スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでインテルとのビッグマッチに挑むローマ。モウリーニョが両チームのコンディションに言及し、苦言を呈した。

「残念ながら、日曜日はまったく異なる状態の2チームが対戦することになる。一方は(戦力が)1チームではなく、2チーム分だ。選手たちは、火曜日に試合をしたために休養を取っているうえ、各ポジションに2人ずつ選手がいて、体力もインテンシティもたっぷりある。そして、もう一方のチーム大きな困難に見舞われている」

「試合終盤、(ブライアン)クリスタンテが負傷して倒れ込んだのを見た時は、完全に絶望した。きっと同業者のシモーネ・インザーギは、自陣の選手がケガをしても、悲劇ととらえることはないだろう。しかし私にとっては、小さなトラブルが悲劇になってしまう」

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