Josè Mourinho Genoa RomaGetty Images

昇格組ジェノアに大敗で16位のローマ、モウリーニョは落胆「キャリア最悪のスタート」

ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが28日のジェノア戦終了後、敗戦の弁を述べた。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

セリエA第5節終了時点でわずか1勝と大きく出遅れているローマ。28日、2戦ぶりの勝利を目指して敵地で昇格組ジェノアとの対戦へ臨んだが、今シーズン、ラツィオに勝利し、ナポリと引き分けるなど格上を相手に好成績を収めている相手に苦戦し、1-4の大敗を喫した。

5ポイントのまま16位へと沈んだローマの指揮官モウリーニョは落胆を隠せない。

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「言うべきことはあまりない。立ち上がりが悪く、ヴェローナでの一戦と同じように、開始直後にあのようなひどい失点をしてしまった。チームは反発心を見せて同点に追いついたが、(ディエゴ)ジョレンテの負傷があり、チームの形が悪くなっていった。相手は低い位置を取っていて、我々は大きなチャンスがなくても試合を支配していた。だが、1-3となった時点で試合は終わってしまった。もっと厳しい敗戦もあり得たように思う」

「いない選手がいると、安定しなくなってしまうが、欠場者がいると安定性を失うというのは良くない。チームの安定は、チームスピリットや組織力によって生まれるものであるはずだ。守備の安定を失ってしまったことは確かで、あらゆる枠内シュートがゴールになってしまった」

ローマにとって、勝ち点3ポイント制導入以降、2010-11シーズンに並び、過去最悪の序盤戦となってしまった。

「私のキャリアにおいても最悪のスタートだ。しかしローマは私の指揮下で2回、ヨーロッパのカップ戦で決勝を戦った。みんなが一丸となってここから抜け出すしかない。移籍期間でもないので、補強もできない。泣いても仕方がない。前進するしかない。次戦は我々にとって非常に重要な試合になるだろう」

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