Jose-Mourinho(C)GettyImages

ローマ愛を貫くモウリーニョ、アル・アハリから総額139億円の正式オファーを拒否か

ジョゼ・モウリーニョがローマへの忠誠を示し、サウジアラビアから舞い込んだ総額9600万ドル(約139億円)の破格のオファーを拒否したと、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が30日、伝えている。

今夏、サウジアラビアからのメガオファーが相次いでいる欧州の移籍市場。ローマの指揮官モウリーニョにも28日、アル・アハリ会長から年俸3500万ドル(約51億円)の3年契約の正式オファーが提示された。

遡ること15日には、ロンドンにて口頭でオファーを伝えられていたポルトガル人指揮官。だがモウリーニョは巨額のオファーに動じることなく、「ローマやローマのファンのために、オイルマネーやサウジアラビアの金持ちに『ノー』と答えた」とイタリア紙は伝えている。ローマに対する「忠誠心や愛の証」であるとの見解を示した。

アル・アハリは今夏、エドゥアール・メンディやフィルミーノを獲得したほか、フランク・ケシエやリヤド・マフレズとの交渉も伝えられている。アル・アハリ会長は「7年間にわたってリーグ優勝から遠ざかる中、カンピオーネ(王者)たちを次々と獲得しているチームのマネージメントを託すために、カリスマ性を持つモウリーニョをベンチに望んだ」。だが、イタリア紙は「オイルマネーの時代に、後悔することなく、自らの心に従い、約束を守ること考えている者がまだいる」と綴り、ローマ残留を決めたモウリーニョの決断を称えた。

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