Mourinho Leverkusen Roma 2022 2023Getty Images

2季連続欧州カップ戦決勝進出のローマ、モウリーニョ「経験と戦術眼の蓄積の結果」

ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが18日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出を決め、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで喜びを語った。

11日にスタディオ・オリンピコで行われたEL準決勝でレヴァークーゼンに1-0と先勝したローマ。18日、敵地で第2戦に挑むと、90分間をスコアレスドローで終え、2試合合計1-0でセビージャとの決勝進出を決めた。

昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグに続いて、2シーズン連続でヨーロッパのカップ戦決勝へと駒を進める偉業を達成したローマの指揮官が、心境を明かした。

以下に続く

「私がローマの歴史に? 私の心配事は、ローマの歴史に残ることではない。選手たちの成長を助け、偉業を成し遂げてファンへ喜びをもたらすことだ。今日は、再びヨーロッパのカップ戦の決勝進出を決めることができ、とても大きな喜びを感じている。だが、走って歓喜しなかったって? 私の体が重かったわけではなく、友人(シャビ・アロンソ)を相手に対戦するのは、私にとって難しいことなんだ」

さらにモウリーニョは、レヴァークーゼン戦を振り返りつつ、ローマの勝因を分析した。

「私のチームは、小さな細部を大切にしている。今日、(クリス)スモーリングがベンチにいなければ、勝てなかったかもしれない。(レオナルド)スピナッツォーラや(ゼキ)チェリクを失ってしまい、クリスもいなかったら難しかったはずだ。だからこそ、小さな細部が違いを作り出すことになるんだ」

「全力を尽くしてくれている選手たちがいて、これは我々の経験と戦術眼の蓄積の結果だ。試合を我々の方へ傾かせ、問題点を隠すことができた。これ以上、何も求められない。ファンのみんなへただ一つ伝えたいことは、この選手たちは特別なものにふさわしいということだ。セビージャとは極めてハードな試合になるだろう」

広告