ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが、11日のヨーロッパリーグ(EL)準決勝レヴァークーゼン戦ファーストレグ終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、試合を振り返った。
EL準々決勝でフェイエノールトを下したローマは11日、EL準決勝のファーストレグでレヴァークーゼンをスタディオ・オリンピコに迎えると、モウリーニョが期待を寄せる20歳の逸材MFエドアルド・ボーヴェの決勝点により、1-0と先勝した。ポルトガル人指揮官は試合終了後、チームのパフォーマンスに満足感を示した。
「すべては意欲とメンタリティ、エンパシーを示してくれた選手たちのおかげだ。私もキャリアにおいて長い道のりを歩んできたが、今夜はファンのサポートを感じられたうえ、ピッチの選手たちも彼らを喜ばせようと高い意欲で期待に応えてくれた。簡単な試合ではなく、レヴァークーゼンとの対戦は、メンタル面において難しい試合だった。勝利を目指してプレーするのは非常に難しいものだったが、第1戦で勝利をつかみ取ることができた」
続いてモウリーニョは、62分に貴重な決勝弾をマークした20歳の大学生MFボーヴェに言及すると、賛辞を贈った。
「ボーヴェは極めて礼儀正しく、学歴もある。まるで30歳のプロ選手のように見える。昨年までは最後の5分間をプレーしていたが、今年は20分間、30分間とプレーするようになり、何試合か先発もしている。私なりに仕事をし、彼の成長を助けたつもりだが、気持ちの面で成長したように見える。私は個人的に彼の家族を知らないが、きっとレベルの高い家族なのだろう」
最後にポルトガル人指揮官は、終盤に途中出場したケガ明けのFWパウロ・ディバラおよびMFジョルジニオ・ワイナルドゥムに触れた。
「私だけでなく、みんなにとってつらい。ケガをするのではないかという恐れがある一方で、交代要員も必要だ。だが、2人が少しでもプレーできてよかった。特に問題がなければ、来週木曜日の試合でもう少し長くプレーできるはずだ」




