ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが23日のザルツブルク戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、試合を振り返った。
モウリーニョ率いるローマは、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフでザルツブルクと対戦。16日に敵地で行われた1stレグを0-1と落としたが、23日にスタディオ・オリンピコで行われた2ndレグで2-0と勝利を収め、2試合合計2-1と逆転でラウンド16進出を決めた。
ポルトガル人指揮官は試合終了後、チームのパフォーマンスを振り返りつつ、満足感を示した。
「素晴らしいローマだった。重要な結果を残すことができたうえ、あらゆる点において完璧な試合だった。われわれはまたしても、チームが1つにまとまっていることを示すことができた。すべてが気に入った。スタッフたちも最高の仕事をしてくれたと言わざるを得ない」
「チャンピオンズリーグ(CL)に出場した高いクオリティのチームに対し、素晴らしい勝利を収めることができた。今日はスコアに関して苦しんだが、試合の主導権を握ってリスクはまったくなく、極めて安心できる試合だった」
さらにモウリーニョは、23日に行われたELおよびヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)において、イタリア勢が順調にラウンド16へ勝ち進んだほか、CL勢もラウンド16第1戦で結果を残していることを喜んだ。
「今日はイタリアの全4チームが通過し、非常にうれしく思っている。それから(CLの)インテルやミラン、ナポリも先勝している。ローマやフィオレンティーナ、ラツィオ、ユヴェントスは次のステージへ両足を踏み入れ、ナポリは1歩半、インテルとミランは片足踏み入れたと言える」
また、33分にローマの先制点をマークしたアンドレア・ベロッティに言及。「彼は観客の拍手に値した。ゴールを挙げる以外に何もしないFWがいるが、この青年はゴールを挙げるだけでなく、チームのために頑張ってくれている。彼がスタジアムからも認められたことをうれしく思っている」と称えた。
