ローマに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)DF熊谷紗希がゴールデンフット賞受賞について喜びを語った。
2011年から欧州でプレーする34歳の熊谷はこれまで、リヨン(2013~2021)で7度のリーグ優勝や5度のUEFA女子チャンピオンズリーグ優勝、2年在籍したバイエルン・ミュンヘンでは1度のブンデスリーガ優勝、昨季から所属するローマでは加入1年目にリーグ制覇を成し遂げるなど、多くのタイトルを勝ち取ってきた。そんな熊谷には先日、「個人としても集団としても、その運動能力で際立った活躍をした人に贈られる」ゴールデンフット賞受賞の一報が届いている。
日本人選手として現役で初めてゴールデンフット賞を受賞した熊谷は「このニュースを知った時、もちろん誇りに思いました。素晴らしい選手が同じ賞をもらっていましたからね。とても嬉しいですし、ピッチでサポートしてくれるチームメイトに感謝したいです」とローマのYouTubeチャンネルで喜びを語った。
また、なでしこジャパンでは2008年からプレーする熊谷。現在は主将としてプレーするが、「子供の頃から代表でプレーすることを夢見ていました。代表でこんなに長くプレーできるなんて想像もしていなかったです」と話し、こう続ける。
「勝利とはプロセスを完了すること、目標を達成することです。勝利がどれだけ幸せか知っているし、だからこそ止まりたくないんです」
さらに、今後の目標については「最も難しい質問だと思います。あと何年もサッカーを続けること、それに特に女子サッカーを発展させていきたいです」と話した。
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