ローマが日本代表MF鎌田大地の獲得を強く検討しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
ミランは今夏、フランクフルトを退団した鎌田のフリーでの獲得を検討。交渉を進めてきた強化部門のパオロ・マルディーニ元TD(テクニカルディレクター)らが電撃退任した後の新体制においても、日本代表MFのミラノ行きの流れが続いているかに見えた。しかし、ミランがEU圏外選手枠をルーベン・ロフタス・チークに使用したこともあり、移籍の可能性は下がりつつある。
その鎌田へ興味を強めているのがローマ。今夏、下部組織出身のイタリア代表MFダヴィデ・フラッテージの再獲得を検討していたが、チャンピオンズリーグ出場権を持つインテルとの争奪戦で敗北。サッスオーロMFを逃したことで、「カマダの獲得を強く検討した」と伝えられた。
一方で、現時点で「スタンバイ状態」に過ぎず、鎌田の獲得案は保留中。夏の争奪戦は今後も続くことになりそうだ。
